主催: 情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
http://www.nise.org/sigse/ww2006/
情報処理学会ソフトウェア工学研究会では、1997年より、テーマを絞った集中的な議論の場として、ワークショップを毎年開催しております。本年度も、下記5つのテーマを取り上げ、各分野に造詣の深い討論リーダーのもと、それぞれの分野で、いま何をやるべきか、そのために解決すべき研究・技術課題は何か等を議論いたします。 実行委員長 満田 成紀 (和歌山大) お知らせ
主要日程
▽ 応募締切:2005年12月22日(木) 必着 論文募集討論テーマ全体セッションと、討論中心の下記テーマ別セッションを設けます。 参加希望テーマ(1つのみ)をご検討下さい。 ◆ 組込みソフトウェア:討論リーダ 沢田 篤史(京大)近年,組込み開発へ工学的手法を本格的に導入する試みが盛んになり,ソ フトウェア工学技術への期待が大きくなっている.しかしながら,過度な 期待によるこれら技術への盲目的な追従は,個々の事例の失敗だけに留ま らず,ソフトウェア工学技術自体の否定という悲惨な結果を招くことにも なりかねない.組込みソフトウェアセッションでは,組込みソフトウェア 工学に関連する話題を広く募集する.分析設計技術やプロジェクト管理, 技術者教育,その他,多角的な視点から研究成果や事例を持ち寄り,適切 な技術を適切な場所へ展開するための指針作りを目標に,議論を行いたい. ◆ パターン:討論リーダ 鷲崎 弘宜(国立情報研)
ソフトウェア開発において実証済みの実践項目であるソフトウェア
パターンの特性と運用のための枠組みを議論する.具体的には, ◆ サービス指向:討論リーダ 山本 里枝子(富士通研)サービス指向は,Webサービス技術などの次世代のシステム間連携の標準技術を前提に,新しいシステム構築の概念として活発に議論されている.本セッションでは,Webサービスの普及に向けた技術的な課題について議論すると共に,分散システム統合を実現する技術として,モデリング技術,パターンやベストプラクティス,SOA(サービスオリエンテッドアーキテクチャ),BPM (ビジネスプロセスマネージメント)等の関連技術について,幅広く議論を行なう. ◆ ソースプログラムの書換えとその基盤技術:討論リーダ 吉田 敦(和歌山大)リファクタリングやEclipseなど、ソースプログラムの書換え支援を目的 とした技術や開発環境が活用されつつある。また、抽象構文木のXML表現 や、コードクローンの検出・分析などの基盤技術も提案されている。しか し、これらは従来のプログラム理解の延長として提案されており、ソース プログラムの書換えを前提とした開発環境のあり方や支援技術についての 十分な議論はない。本セッションでは、ソースプログラムの書換えを前提 とした開発支援およびその基盤技術について現状と課題を整理するととも に、新たな支援手法の可能性や、それに求められる技術について議論する。 ◆ 実証的アプローチ(empirical approach):討論リーダ 門田 暁人(奈良先端大)近年,ソフトウェア開発プロセスとプロダクトに関するデータを計測,分析し,改善を行うという実証的ソフトウェア工学の研究や実践が盛んになってきています.本セッションでは,ソフトウェア開発に関するデータの定義,計測,分析,予測,利用,入手,公開,フィードバック等に関する話題を広く募集し,産学双方の立場から現状の課題と今後の展望について議論します.ポジションペーパーでは,話題に関する各々の経験や考え,現在の興味,議論したい内容等について記してください. 参加費
参加費に含まれる宿泊代(夕朝食込)は、参加区分によらず一律5000円です。 会議参加費には、論文集代が含まれます。 応募方法ポジションペーパーをA4判2ページ以内で作成し、電子メールに添付して ww2006-info (at) nise.org 宛にご投稿ください。 応募の際には、次のテンプレートに従って、必要事項をメールにてご連絡下さい。
To: ww2006-info (at) nise.org ※ (at) を @ に置き換えて下さい
・論文タイトル: ポジションペーパーの作成
スタイルファイルポジションペーパーの査読について
ご投稿いただいたポジションペーパーは、実行委員長および討論リーダによって査読されます。 プログラム・スケジュール採録されたポジションペーパ一覧はこちらです(PDF形式、20KB)。 ワークショップに参加される方は、メールでご連絡したパスワードを利用して、下記URLからポジションペーパの本文を見ることができます。 討論スケジュールは次の通りです。
会場・アクセス
▽ 会場:
車 :駐車場がありますので、車での来場も可能です。 駐車スペースの都合上、車でご参加の方は、その旨、ご一報願います。 運営・お問い合せ
▽ 実行委員長:満田 成紀 (和歌山大) 関連リンク
▽ ウィンターワークショップ・イン・伊豆(2005.1)
「ウィンターワークショップ2006・イン・鴨川」では、下記 URL にあるプライバシーポリシーに基づき、個人情報の適切な保護に努めます。 |