学部3年 「機械設計および演習」

Engineering Design

担当者:


Last update on 2005-04-09

講義の目的および内容

この科目では,これまでに学んだ機械工学の授業科目,演習科目を基本に, 自分でモノを設計製作するプロセスを学ぶ. 具体的には,課題を通して,概念設計,詳細設計,仕様の作成, 加工作業,組立作業,実験,評価,という手順を体験を通して理解する. さらにそのまとめとして,コンテストあるいはプレゼンテーション(発表)を 行う. このように,工学的な問題解決を学び, エンジニアリングを身につけてもらうことがこの授業の目標である.

講義スケジュール

テーマとしては, を用意した.
機械製作法を中心としたテーマは, 使用する機器や設備の制約から人数を限定として募集し, 1週3コマを1学期かけて行う. 具体的には各種の工作機械の利用方法を学び, それを使って自分の作品を作成する.

機械設計を中心としたテーマは,内部的には,

の2つを各6週間(1週3コマ)かけて行う. PBL(project based learning)方式で行う. すなわち,学生自らが問題設定し,遂行の仕方,スケジュールも 自分たちで行う.

共に,最後はコンテストあるいは発表会を行う.

指導方法

小グループに分けてすべての学生が自分の頭で考え,自分の手を動かして, 自発的に機械設計のプロセスを学ぶことができるよう指導する.

成績評価の方法

テーマに関するプロセスを総合的に評価する. 学生同士の相互評価の結果も加味する.

テキスト

授業開始時に配布する.

関連分野・関連科目

機械工学に関して学んだすべての知識を総動員する必要がある.


実験実習系科目全体の概要
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Edited by Akihiro MATSUMOTO